PIR(Passive Infra-Red)センサーは、パッシブ赤外線センサーとも呼ばれ、人体や動物などの物体から放射される遠赤外線量の変化を検出して動体を検知します。
PIR検知とは?
PIR検知と適切な設置方法についてご説明します。対象カメラは以下のとおりです。
対象カメラ | カメラ外観 |
ミニ旋回カメラ | |
無線カメラA | |
無線カメラC |
PIR検知とは、カメラ本体に取り付けたPIRセンサーによって動きを検知する仕組みです。PIRセンサーは、カメラに向かってまっすぐ進む動きよりも、左右の動きに敏感です。また、PIRセンサーの検出距離は9メートル、検出角度は水平方向に左右120°です。この範囲外の動きは検出できません。
このため、PIRセンサーを搭載したカメラを設置する場合、以下の点に注意してカメラの設置場所と角度を調整してください。
- 被写体の導線方向とカメラ中心軸の方向を水平方向で15度以上ずらす
- 地表2mから3mの範囲高さにカメラを設置する
- 動き検知範囲が2mから9mに入るようにカメラの中心軸をやや下側に向ける